こんばんわ。今夜はジュリーこと沢田研二つながりで「太陽を盗んだ男」のご紹介です。日本映画界で異彩を放つ長谷川和彦監督による、ワクワク秀作映画です。
斜陽化の一途をたどる、当時の日本映画の中で若者目線の軽いノリ、しなやかでリズミカルな展開、とんでもない設定は、ウォン・カーウァイみたいですな。異色の爆弾テロリストアクション日本映画。
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斜陽化の一途をたどる、当時の日本映画の中で若者目線の軽いノリ、しなやかでリズミカルな展開、とんでもない設定は、ウォン・カーウァイみたいですな。異色の爆弾テロリストアクション日本映画。
中学の理科の先生=城戸=ジュリー=沢田研二が原発からプルトニウムを強奪するところからストーリーは始まる。その前に、おばあちゃんに変装して、おまわりさん=水谷豊から拳銃を奪う。あり得ないシーンに戸惑いながら、プルトニウムを強奪し、おんぼろアパートに高そうな実験装置を購入し、宇宙服みたいなスタイルで原爆を完成させる。秋葉系オタクの鏡ですな。完成披露の宴で一人レゲエで踊りまくるジュリーが素敵。
そして、ダミー原爆を国会議事堂のトイレに置き日本政府を脅迫する。ここでも妊婦に変装して、笑わせてくれる。どうも女装趣味があるみたい。交渉相手のご指名は、山下警部=菅原文太、ダイナマイトドンドン!ある事件をきっかけに顔見知りになった刑事さんである。第1の要求は「プロ野球ナイターの中継を最後までやらせること」これは、成功。TV観て大笑いする。第2の要求は「ローリング・ストーンズ来日公演の実現」何と警察は飲んでしまう。第3の要求「現金5億円」これを聞いて罠を仕掛ける山下警部=菅原文太。
受け渡しのデパートでの息つまるやり取り、ラジオDJ沢井=池上季実子の協力、西部警察バリのカーアクション、スタント、見どころは満載、ついでに突っ込み所も満載。日本映画の枠に捕われない、奇想天外なアイデア、想像力の豊かさ+原子爆弾、右翼、バスジャック、ついでに学校の授業で原爆製造方法を講義するなど、かなりきわどい内容。無差別殺人、テロ、今でも考えられない事件が頻発している現代では、ちょっと笑えないシリアスで重い内容をサラサラと見せてくれる。見せ物としては、これくらいやってほしいと思うラインは超えている。
ローリング・ストーンズの武道館公演当日、2人はついに対峙する。とっくみ合い、殴り合い、どつき合い、原爆を奪い合いながらエンディング。さて、先生と警察官の公務員、どこまでも皮肉たっぷりな二人の結末はいかに!
主演のジュリーこと沢田研二は政府を相手に戦う一人の男としては線が細くひ弱く、極悪人でもない。嬉々として原爆を作るが使い道がない。深く考えれば政治的に重くなるが、本人はひょうひょうと明るい。が、しかし放射能汚染された彼に未来は無い。ついでにサラ金の取立て屋=西田敏行は最高に面白い。長谷川和彦はこれ以降1本も映画とってないけど、日本映画の期待の星は伝説を残して彷徨っているらしい。
悪いことしてるのに魅力的、憎みきれないろくでなしを演じるジュリー、正義の固まりのような文太、この図式も分りやすくて面白かった。無意味なシーン、何でこうなるのか分からないところもあるけど、映画ですから真面目に考えないようにしましょう。
ローリング・ストーンズを来日させる要求は最高やね。事実、来日決定しながら、ビザがおりなかった幻の武道館コンサートに落胆したおじさんたちは多いはずだ。それだけに笑いが止まりません。
日本人監督にしては珍しく、音楽の使い方が上手いと感じた。日本映画は、政府とか警察が出てくるとまず暗い、静寂を好むのか知らないが、予算にサントラが入ってないのか、大事な要素を=音楽を無視している監督が多いと感じるのは小生だけ!?。
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そして、ダミー原爆を国会議事堂のトイレに置き日本政府を脅迫する。ここでも妊婦に変装して、笑わせてくれる。どうも女装趣味があるみたい。交渉相手のご指名は、山下警部=菅原文太、ダイナマイトドンドン!ある事件をきっかけに顔見知りになった刑事さんである。第1の要求は「プロ野球ナイターの中継を最後までやらせること」これは、成功。TV観て大笑いする。第2の要求は「ローリング・ストーンズ来日公演の実現」何と警察は飲んでしまう。第3の要求「現金5億円」これを聞いて罠を仕掛ける山下警部=菅原文太。
受け渡しのデパートでの息つまるやり取り、ラジオDJ沢井=池上季実子の協力、西部警察バリのカーアクション、スタント、見どころは満載、ついでに突っ込み所も満載。日本映画の枠に捕われない、奇想天外なアイデア、想像力の豊かさ+原子爆弾、右翼、バスジャック、ついでに学校の授業で原爆製造方法を講義するなど、かなりきわどい内容。無差別殺人、テロ、今でも考えられない事件が頻発している現代では、ちょっと笑えないシリアスで重い内容をサラサラと見せてくれる。見せ物としては、これくらいやってほしいと思うラインは超えている。
ローリング・ストーンズの武道館公演当日、2人はついに対峙する。とっくみ合い、殴り合い、どつき合い、原爆を奪い合いながらエンディング。さて、先生と警察官の公務員、どこまでも皮肉たっぷりな二人の結末はいかに!
主演のジュリーこと沢田研二は政府を相手に戦う一人の男としては線が細くひ弱く、極悪人でもない。嬉々として原爆を作るが使い道がない。深く考えれば政治的に重くなるが、本人はひょうひょうと明るい。が、しかし放射能汚染された彼に未来は無い。ついでにサラ金の取立て屋=西田敏行は最高に面白い。長谷川和彦はこれ以降1本も映画とってないけど、日本映画の期待の星は伝説を残して彷徨っているらしい。
悪いことしてるのに魅力的、憎みきれないろくでなしを演じるジュリー、正義の固まりのような文太、この図式も分りやすくて面白かった。無意味なシーン、何でこうなるのか分からないところもあるけど、映画ですから真面目に考えないようにしましょう。
ローリング・ストーンズを来日させる要求は最高やね。事実、来日決定しながら、ビザがおりなかった幻の武道館コンサートに落胆したおじさんたちは多いはずだ。それだけに笑いが止まりません。
日本人監督にしては珍しく、音楽の使い方が上手いと感じた。日本映画は、政府とか警察が出てくるとまず暗い、静寂を好むのか知らないが、予算にサントラが入ってないのか、大事な要素を=音楽を無視している監督が多いと感じるのは小生だけ!?。
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