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こんばんわ。今夜もしつこくクリント・イーストウッドで攻めてみたいと思います。「サンダーボルト」をご紹介します。例によって突っ込みながら、じっくり御覧いただける作品です。

サンダーボルトサンダーボルト
(2002/06/28)
クリント・イーストウッド

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今回は強盗で頑張っています。他にもウエスタン、監督作品のドラマ等多数あり、どれを選んでも面白いのですが、これマイケル・チミノ監督デビュー作でもあり、ちょっと毛色が違います。イーストウッドにジョージ・ケネディ、若きジェフ・ブリッジスが脇を固めるハードアクション強盗団大仕事で仲間割れ大どんでん返し映画。

サンダーボルトの異名を持つクリント・イーストウッドは業界では有名な銀行強盗。銀行襲撃に、機関銃をぶっ放し、金庫を開ける荒っぽい、今では絶対考えられない、成功しない手口で獲物をいただく男らしい。

ストーリーは今回も単純。かつての仲間=ジョージ・ケネディと奪った金のことでもめて、気分は最悪。ジェフ・ブリッジスともう一人を加えて、も一回だけ山を踏むプランが急浮上、実際に金庫は空けたけど、つまらないことで足が付き、計画は大失敗。彼等は更にもめて、ボコ殴り、どうなっちゃうんでしょうね!? エンディングは如何に!



クリント・イーストウッドは、冴えた表情をあまり見せない。機関銃の前で派手に強盗作業をしている時くらいだろうか、嫌々強盗やらされてる苦渋が現れている感じ。でもポーズはかっこ良く決まってる。対して若きジェフ・ブリッジスがそれをカバーするノーテンキ。この作品見て後年の渋いおじさんのイメージを誰が想像出来たでしょう。

サンダーボルト」と言う派手なネーミングに対し、中身はどこか殺伐としていて、古いウエスタン映画みたいな決闘シーンが目立つ。アクション映画にしては派手さに欠ける。そのかわり、何故か忘れられないシーンが多いのも特徴ですね。マイケル・チミノ監督は、この頃からあまり抑揚のない、風景画みたいなカット割りから入る、粛々と話が進むような構成、ラストは笑えない、人生の虚無感を漂わせて終わるのが好きなようだ。

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